ジャンボ宝くじの種類と当たる確率
宝くじと聞くとジャンボ宝くじを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ジャンボ宝くじは2022年12月現在、年末ジャンボ宝くじ・バレンタインジャンボ宝くじ・ドリームジャンボ宝くじ・サマージャンボ宝くじ・ハロウィンジャンボ宝くじの5種類が販売され、どれも当せん金が非常に高額なのが魅力です。
とはいえ、非常に低い確率の例えとして「宝くじに当たるぐらい」という比喩表現が用いられるくらい、なかなか当たらないのが宝くじです。
実際にジャンボ宝くじに当たる確率は何パーセントぐらいでしょうか。
年末ジャンボ宝くじとは
年末ジャンボ宝くじは、11月・12月頃に発売され12月31日の大晦日に東京オペラシティ コンサートホールで抽せんを行うジャンボ宝くじです。
令和2年は1等7億円の年末ジャンボ宝くじと1等3,000万円の年末ジャンボミニが販売されました。
年末ジャンボ宝くじで1等が当たる確率
令和2年の年末ジャンボ宝くじの発売総額は1,320億円。
1枚300円で割ると、発売枚数は4億4,000万枚となります。
対して、1等7億円の当選本数は22本。
4億4,000万÷22本で、2,000万枚に1枚が当せんします。
確率にすると、0.000005%です。
また、一般財団法人日本宝くじ協会が実施した宝くじ世論調査によると、平成30年の年末ジャンボ宝くじ購入者の平均購入枚数は18枚。 令和2年も平均購入枚数が変わらなかったと仮定すると、2,000万枚÷18枚で約111万人に1人が当せんしたことになります。
年末ジャンボ宝くじで1,000万円以上が当たる確率
1等が当たる確率の約111万人に1人は、運に自信があってもそうそう当たる気がしませんが、1等ではなく1,000万円以上だとどうでしょうか。
令和2年の年末ジャンボ宝くじの1,000万円以上の当せん金は、1等の22本、1等前後賞の44本、2等の88本、あわせて154本あり、1等が当たる確率のちょうど7倍です。
約286万枚に1枚が当せんし、確率は0.00004%。
約286万枚を平均購入枚数の18枚で割ると、約15.8万人に1人が当せんしたことになります。
年末ジャンボ宝くじで10万円以上が当たる確率
現実的な夢として、10万円以上が当たる確率も計算してみましょう。
令和2年の年末ジャンボ宝くじの10万円以上の当せん金は、1等の22本、1等前後賞の44本、1等の組違い賞4,378本、2等の88本、3等の880本、4等の44,000本、あわせて49,412本です。
約8,905枚に1枚が当せんし、確率はおよそ0.01%。
約8,905枚を平均購入枚数の18枚で割ると、約495人に1人が当せんします。
10万円以上であれば、身近に当せんしたことがある人がいるという方も多いのではないでしょうか。
バレンタインジャンボ宝くじが当たる確率
バレンタインジャンボ宝くじは、2月・3月頃に発売するジャンボ宝くじです。
令和3年は1等2億円のバレンタインジャンボ宝くじと、1等2,000万のバレンタインジャンボミニが発売されました。
令和3年のバレンタインジャンボ宝くじの販売総額270億円を元に算出した当せん確率は以下の通りです。
当せん金額 | 当せん本数 | 当たる確率 |
---|---|---|
1等2億円 | 9本 | 0.00001% |
1,000万円以上 | 54本 | 0.00006% |
10万円以上 | 1,395本 | 0.002% |
ドリームジャンボ宝くじが当たる確率
ドリームジャンボ宝くじは、4月・5月頃に発売するジャンボ宝くじです。
令和2年は1等3億円のドリームジャンボ宝くじと、1等1,000万のドリームジャンボミニが発売されました。
令和2年のドリームジャンボ宝くじの販売総額360億円を元に算出した当せん確率は以下の通りです。
当せん金額 | 当せん本数 | 当たる確率 |
---|---|---|
1等3億円 | 12本 | 0.00001% |
1,000万円以上 | 72本 | 0.00006% |
10万円以上 | 1,380本 | 0.001% |
サマージャンボ宝くじが当たる確率
サマージャンボ宝くじは、7月・8月頃に発売するジャンボ宝くじです。
令和2年は1等5億円のサマージャンボ宝くじと、1等1,000万のサマージャンボミニが発売されました。
令和2年のサマージャンボ宝くじの販売総額630億円を元に算出した当せん確率は以下の通りです。
当せん金額 | 当せん本数 | 当たる確率 |
---|---|---|
1等5億円 | 21本 | 0.00001% |
1,000万円以上 | 105本 | 0.00005% |
10万円以上 | 2,814本 | 0.001% |
ハロウィンジャンボ宝くじが当たる確率
ハロウィンジャンボ宝くじは、10月・11月頃に発売するジャンボ宝くじです。
令和2年は1等3億円のハロウィンジャンボ宝くじと、1等1,000万のハロウィンジャンボミニが発売されました。
令和2年のハロウィンジャンボ宝くじの販売総額330億円を元に算出した当せん確率は以下の通りです。
当せん金額 | 当せん本数 | 当たる確率 |
---|---|---|
1等3億円 | 11本 | 0.00001% |
1,000万円以上 | 33本 | 0.00003% |
10万円以上 | 2,244本 | 0.002% |